七夕まつり

七夕まつり

【 三味線で.唄う.舞う.七夕まつり(童謡.民謡.端唄.長唄.演奏=游糸会)】

【七夕飾りつくり.ワークショップ=響友会】

7月3日に、キラリエで開催された、[七夕まつり] に向けて、6月26日、協賛の響友会の皆さんが、同じ会場のキラリエで、[七夕まつり]本番の会場作りのワークショップを開催しました。


七夕と言えば、織姫と彦星が、天の河を渡って1年に1度だけ会うことができるというロマンチックな星物語が有名ですが、五節句の1つに数えられる七夕は、日本古来の年中行事である「棚機(たなばた)」と、中国から伝わった「乞巧奠(きこうでん)」が融合し、七夕(しちせき)と呼ばれる宮中行事になりました。

その伝統が一般社会にも受け継がれ、笹竹に 願い事を書いた短冊や折り紙の笹飾りなどを飾り、星に祈る習慣が今も各地で親しまれています。

その伝統文化は、いつしか機織りや手芸だけではなく芸事や書道といった手習い事の上達を願う行事となりました。

響友会も 最初は 子供の習字の時間に 短冊書きをはじめたのですが、いつの間にか. 毎年 響友会の大人の方も一緒になって、書道の時間に願い事を短冊に書いたり、星まつりに似合う作品を書くようになりました。

そして七夕が近づくと、折り紙で作った笹飾り等、笹竹の小枝に飾りつけ、お持ち帰りをしてもらっていました。

そして10数年前から、笹の小枝が 部屋にも入らない大きな笹竹になり、游糸会の皆さんが、その飾り付けをした会場で、三味線や小さな太鼓の伴奏で、みんなで唄を唄って楽しむと言う年中行事の一つとなり、長年 楽しんできました。


これまでは、まちづくりセンターの他、七助サロンさんや、太田酒造さんや、お寺さんなど、場所を変えて楽しんで参りました。

今年は 昨年に続くコロナ禍で、感染防止対策など、何かと困惑していましたが、広い会場であるキラリエの6階で、6/26と.7/3の2日間に分けて、七夕まつりを開催し、2日間 楽しむことができました。


今年は 広いキラリエの会場だし 笹竹を何本ぐらい用意すればよいか?、、と思案していましたが、ふと 笹竹の水墨画を大きな紙に描いて、その画に飾りつけをしようと思いつき、皆さんに何枚も大きな笹竹の水墨画を描いてもらいました。

そして飾りきれない程の笹飾りも 沢山 作って頂きました🎋



ワークショップから1週間後の7月3日、[七夕まつり]の本番を、同じ会場のキラリエ六階で迎える事ができました。
皆さんが 朝から、ワークショップで制作した飾りを 水墨画の笹竹に手際よく飾り付けをして下さり、七夕らしい会場になりました。



午後からは コロナ禍にもかかわらず 沢山のご来場者をお迎えして、皆さんと賑やかな七夕まつりを、楽しむことが出来ました。
暑い中をお越し下さった皆様に、検温、消毒に加えて マスクをはずさないで等、感染防止対策のお願いも、全員でお守り下さり、無事に幕を閉じることが出来て、感謝の気持で一杯になりました。



今年の演目も いつもの協賛の日舞の皆さん、ゲストのオカリナ演奏など、舞台に華を添えて頂き、好評を得ることが出来ました。
また第3部は、皆さんとご一緒に唄って楽しむ時間も 楽しく過ごせました。
中でも、草津国際交流の方が
 留学生さんを お連れ下さり、
ご自身も留学生さんも浴衣をお召になってのご参加とあって、注目をあびていらっしゃいました。
中国、タイ、フィリピンの学生さん達も、ほんの数時間でも、書道や、邦楽、日舞等の日本文化に、少しでも目を耳を傾けて下さったことも、嬉しい思い出になりました。



ご来場下さいました皆様、そして 2日間の [七夕まつり] に ご協力下さいました皆様、お忙しい中、本当に有難うございました。


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