「展覧会ごっこ、リサイタルごっこ」を愉しむ
【母を想う日】
もうすぐ母の日ですね。
皆さんは、母の日にお母さんをおもわれる【おもう】の漢字は下記のうちのどの漢字でしょうか?
【思う、想う、懐う、憶う、念う】
今の私は【想う】がピッタリかとおもうのですが、、!?
日頃 何気なく書いている文字も、漢字の歴史や変遷をたどってみると、その【おもう】も いろいろの【おもい】があり、とても面白く、お暇な時にでも
是非お愉しみ頂けたらとおもいます。
今回は5つの【おも】うという漢字を普通に書いてみましたが、いつか1文字ずつ【おもい】を込めた創作もしてみたいと【おもう】のは、母の日が近いせいでしょうか?
いつか終息後の展覧会に併設して【おもい、おもい】の創作ワークショップもして愉しみたいと夢がふくらんできました。
風薫る5月は、藤の花も素晴らしく、花房が揺れる姿は なんとも言えない風情があって 癒されます。
あの幹と、つると、花房とのバランスも独特で、大津絵の藤娘や、家紋
も有名です。
大津絵に題材をとった歌舞伎舞踊の長唄【藤娘】も、今まで 日舞の地方で 何度か演奏をしてきました。
もとは 大津絵の絵から出てきた娘が踊るという趣向でしたが、後に娘姿で踊る 【藤の精】という内容に変えて、演出を一新して以来、今日も人気演目の一つです。
長唄【藤娘】の最初と、藤音頭の一節を、三味線の弾き唄いの演奏をし、書の一節と合わせてみました。
先日、新聞から良いことをひとつ教えてもらいました。
子どもの「ごっこ遊び」は、大人も愉しめるのだと。
先日より展覧会や、演奏会が延期になったことを嘆いていましたが、最近は【いま出来る楽しいこと】みつけをしようと考え直しておりました。
いろいろ考えて矢先に
【ごっこ遊び】の記事が出ていたのです。
子供の頃に楽しんだ【ナニナニ、、ごっこ】で、これからも愉しみながら色んな夢をひろげていこうと、、
そして終息後のイベントに結びつけていこうと、考えに光が射してきました。
しばらくは 集団は無理であろうし、私も生徒さんも、イベントは個展であり、リサイタル形式で開催
、、お客様も時間を切っての予約制で、、等々。
従来の形を少しずつ変えていくのも 良いかもしれないと考えをひろげてみたいと思っています。
アフターコロナの日本伝統芸能像は、果たしてどのような形に、、!?
伝統芸能を守り伝えていくには 今後 さらに創意工夫を要すると、心して時代を見つめ直していこうと考えています。
皆様のお知恵拝借もさせて頂きたく、コメントをお待ちしています。
アフターコロナ、いえ、ウィズコロナへの挑戦としてのお取組みの数々、素晴らしいです!特に、作品作りの動画はお教室でも拝見する機会がなかなか無いので、大変参考になりました。筆使い、文字を書くスピード感、強弱など、大好きな先生の字に近づけるように家でも練習してみたいと思います。
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